亜鉛塗料、耐熱塗料、プライマリー、クリアー
トラック塗装の塗料の説明とポイント
亜鉛塗料、耐熱塗料、プライマリー、クリアー
トラック塗装の塗料の説明とポイント
1.塗装に使う材料についての説明です。 ここで塗料にあった調合をしています。
2.下地材(サーフ・プライマリー)と言います。
3.車両の指定の塗料(メーカーの純正色)、白・青・黄などいろいろメーカーにより違います
4.耐熱塗料はマフラーやエンジン回りのボルト等の温度が高い所に使用します。
5.亜鉛含有の塗料(防腐剤)は除雪材を撒く地域、海沿いの地域等で塩害被害の多い地域に使用します、塗料の中では非常に強い塗料です、またアクリル塗料やエポキシ塗料も強いので目的により使い分けます。
6.各塗料ごとに塗料のスプレーガンを使い分けます、特に水性塗料と油性塗料は注意が必要です、水性塗料の後で油性塗料を使用するとガンが詰まってつぶれます。
7.アルミテープはアオリの穴などにつかいます、厚み・幅など様々な種類がありますので用途により使用します、また耐熱テープというのがありマフラーの腐り・錆による穴の補修などに使用します。
8.養生テープはビニール、紙がありますが、車両の塗装には紙が適しています、ビニールでは塗装後の塗料がはがれ車両ほかに付くなどしますが、紙の場合は塗料を吸収しますので問題が発生しません。新聞紙は当社でもよく使用します。
9.ビニールの養生テープです、塗料が飛ばないように広範囲で養生時に使用します。
10.その他に各色ラッカーやさび止めを使用します。
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塗装時のポント
ビニールより紙での養生のほうが塗装がしやすい。
塗料は目的に合わせて選択する。
スプレーガンは使用後に必ず洗浄する、中に塗料が残っているので水性は水で、油性は塗料に指定されたシンナーで、中身が完全にない状態までエアーを出す。
塗装は意外と早く終わります、大事な事は塗装前の下準備です、サンドペーパ-で綺麗に削り、テープ・紙で綺麗に養生します、ゆっくりと時間をかけると上手に出来ます。
塩害対策 : 海沿い、除雪剤を撒いている地域で使用する場合、購入時すぐに亜鉛塗料で防腐する事をお勧めします。マフラー、エンジン回り等の熱を持つ部分は耐熱塗料で防腐処理をすると有効です。