トラッククレーン・ラフター・ホイールクレーン
移動式クレーンの基礎知識

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    トラッククレーン・ラフター・ホイールクレーンの基礎知識

    トラッククレーンとは、トラックと同様に作業現場まで迅速に移動して即座にクレーン作業を行うことが出来る。機動性が優れていることおよび空間があればどんなところでも機体を設置し作業が出来る。
    建設・土木・港湾など幅広い範囲で荷役作業に使用されている。扱う荷物の重量・作業する半径と高さにより使用するクレーンのサイズを選定する。クレーン能力は最大吊り上げ荷重 で呼称されることが多い。メーカーにより呼名が違いホイールクレーン・ラフテレーンクレーン・ラフターなどと呼ばれる。


    この中で移動式クレーンであるトラッククレーンとホイールクレーンが一般的である。
    トラックレーンはユニック・タダノ・新明和などのメーカーが製造した取付型クレーンを2t~10tの普通トラックに取付けて重量物の積込みと運搬に両方使用できるようにしたものである。
    ホイールクレーンはラフターとも呼ばれ、建設現場などでクレーン活動を行う。自身に積込むスペースは持っていない。
    クローラクレーンは無限軌道(キャタピラ)によるゆっつくりとした走行が出来る。ショベル系が発展したものである。不整地、軟弱地盤などのところで活躍する。自身が重量があるため、アウトリガーなしで重量物を吊ることが出来る。

    トラッククレーンは普通トラックの荷台を取外してその上にクレーンを架装したもの、クレーン専用として作られたキャリアにクレーンを架装したものをいう。
    トラッククレーンには様々なサイズと種類があるが、大きく分けて機械式と油圧式がある。

    トラックのキャビンの後に3t未満の油圧式クレーンを架装し、クレーン作業と運搬作業ができる道路でよく見かけるトラックは、クレーン付トラック、トラック搭載型クレーンである。

    トラッククレーンの構造は以下の3つに分かれている。



    1. 下部走行体: 下部走行体にはクレーン作業時に安定を保つためアウトリガ装置が備え付けてある。
    2. 上部旋回体: 上部走行体は走行体の上に旋回輪を介して取付けられており、巻き上げ、ブーム起伏、旋回などの装置、操作装置、安定を増す為のカウンタウエイトなどが装備されている。
    3. フロントアタチメント: 旋回体に取付けられている各種作業を行う装置、ブーム・ジブ・フックブロック、ブーム支持装置、ブーム伸縮装置、ブーム起伏装置などが装備されている

      メーカーのホームページ
      加藤製作所
      コマツ
      石川島播磨重工業
      日本車輌製造
      新明和工業
      神戸製鋼所
      住友重機械工業
      タダノ TADANO LTD
      古河ユニック
    4. ラフテレーンクレーンはラフタークレーンとも呼ばれており、ホイールクレーンに属している。1つのエンジンを駆動源として走行・旋回・吊り上げなど全ての動作を行ない、走行と操縦を1つの運転台で行なうところはクローラークレーンと似ている。ナンバープレートの分類番号は9。四輪駆動、四輪操舵システムを装備しているため、悪路や狭路でも走行・作業に対応できる。しかし、走行性能を高くすると強力なブレーキの装着が必要となり急ブレーキをかけるとブームが地面と接触して横転等の危険が高くなるため、ほとんどのメーカーは、最高速度が50km/h(カタログ公表では49km/h)までしか出せないようにしている。そのためエンジンがたいていの場合同程度の重量のトラックよりも小さく(25トン吊りの場合、4トントラック用のエンジンで26トンほど重量のある車両を動かす)結果、車両のコストダウンとなっているが、公道(特に上り坂)を走行すると後方の車線が渋滞することが多い。大型のものは全長(12mまで)や全幅(2.5mまで)、重量(20tまで)など制限を超えるため、公道の走行には道路管理者の特殊車両通行許可が必要となる。法定最低速度が定められている高速自動車国道及び一部の自動車専用道路では、最低速度を下回るため走行できない。一部の大型車種については前後に誘導車を付けて、夜間しか走行できない車もある。ほとんどの車両は1人乗りだが、運転席後部に座席を設けた2人乗りの車両も存在する。

    5. ラフテレンクレーンは、吊り上げ能力が2t?10t、25t、50t、70tクラスとバリエーションも豊富で、4.9t以下なら小型移動式クレーンと呼ばれている。装備しているブーム(人間の腕のような役割で物を持ち上げるときの基本となる部分)はテレスコピックブーム(伸縮式で基本となるブームの中にサイズの順番ごとにブームが納められている)であるので、ブームの組み立てが不要であり、現場到着後ブームとアウトリガーを伸ばせば作業が即可能な状態になり、また作業終了後ブームとアウトリガーを収納すればそのまま現場から帰ることができる。ブームの起伏はブーム起伏シリンダーによって行われている。 ブームは、長い箱状(四角形、五角形・六角形・八角形、格子型(ラチス式)など)の柱状になっていて、ベース部分から細いものまでが数段階に分けて収められたロッド形状で、ラジオのアンテナのように伸縮するタイプであるので、2段、3段となり先端部分になればなるほど細くなっている。ブームは最大で40mを超えるものがあるが、これを6m?10mぐらい(クラスによって異なる)までのもとの長さに収めることができるため、公道の走行が可能。ブーム先端にはジブ(ブームを延長するもの)が取り付けられることもある。これによって角度を変えて作業することもでき、また必要に応じて、上部ジブの先端に補助ジブを備えることもできる。ジブは折り曲げてブームの側面などに格納できるものが主流。

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